2020 Fiscal Year Research-status Report
血小板機能に対する交代勤務の影響~交代勤務者の心脳血管障害リスク低減をめざして
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17K09227
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
中尾 倫子 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30597216)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大門 雅夫 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (80343094)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 血小板凝集能 |
Outline of Annual Research Achievements |
今までの研究で、申請者は健常者では、夜間勤務によって血小板感受性が亢進する可能性を示した。夜間勤務者の中には、健常人のみでなく、基礎疾患(弁膜症や虚血性心疾患など)をもった勤務者も存在し、これらの疾患の血小板機能に対する影響を検討している。 当該年度も引き続き、心臓弁膜症や虚血性失疾患患者での血小板機能を測定し、血小板機能に影響を与える可能性のある血液型、年齢、性別、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常症、喫煙などの因子について影響を検討した。本研究結果を学術集会で発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
採取した検体中のエイコサノイド測定がすべて終了していないが、順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
現在までの結果にエイコサノイドの測定結果を加えて論文化を行う。
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Causes of Carryover |
検体中の血小板活性化指標であるトロンボキサンB2を始めとするエイコサノイド測定は、一定量の検体をまとめて測定する必要がある。本年度測定を完了する予定である。
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Research Products
(2 results)