2017 Fiscal Year Research-status Report
ゲノムバイオマーカーとカプセル分光画像によるリウマチ関連小腸粘膜傷害の早期診断
Project/Area Number |
17K09384
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
岡 志郎 広島大学, 病院(医), 講師 (30403538)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 信治 広島大学, 病院(医), 教授 (00260670)
卜部 祐司 広島大学, 病院(医), 助教 (10648033)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | カプセル内視鏡 / 関節リウマチ |
Outline of Annual Research Achievements |
関連5施設(主施設: 広島大学病院)にて,3ヵ月以上非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)内服中の関節リウマチ(RA)患者を対象にカプセル内視鏡(CE)を施行し小腸粘膜傷害の頻度や重症度を検討する予定である。次のステップとして分光画像処理機能を応用したカプセル内視鏡画像による小腸AAアミロイドーシスの早期診断と遺伝要因の解析を行う予定である。ただし、現在のところ十分な対象患者のリクルートが進んでいないため、本年度リウマチ・膠原病科から対象RA患者の紹介協力を依頼し症例数増加を期待する状況である。現在、CEを施行した対象患者の臨床病理学的特徴と小腸粘膜傷害の程度・その他の小腸病変に関する解析を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
対象患者のリクルートが十分でないため、詳細な分光画像処理機能を応用したカプセル内視鏡画像データの解析や遺伝要因の研究に関する次へのステップが難しい状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
対象患者の関連科であるリウマチ・膠原病科に相談の上、対象患者の紹介に関して協力を依頼中である。また、RA以外の膠原病患者も対象に広げていく方針である。
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