2017 Fiscal Year Research-status Report
Development of touch panel-type assessment system for driving ability using motion stimuli
Project/Area Number |
17K09801
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
山崎 貴男 九州大学, 医学研究院, 学術研究員 (70404069)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
Keywords | 運転能力評価 / 認知症 / オプティックフロー / タッチパネル式タブレット端末 |
Outline of Annual Research Achievements |
高齢化に伴い認知症患者の交通事故が社会問題化している。本研究では、短時間で簡便に施行できる運転能力評価法の開発を目的としている。 研究実施計画としては、タッチパネル式タブレット端末を用いたオプティックフロー認知検査の検査装置が完成後、健常者および認知症患者にその検査とドライビングシュミレーター検査を行い、オプティックフロー認知能力と運転能力との関連性を検討していく予定である。それにより、簡便だが正確な運転能力評価法の開発を進める。 現在、タッチパネル式タブレット端末を用いたオプティックフロー認知検査の検査装置の作製を行っているところである。一度作製した検査装置を用いて健常者と認知症患者数名に検査を行ったところ、いくつか問題点が挙げられた。そのため、現在装置の改良中である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成29年度前半で運転能力評価装置の作製が完了する予定であったが、いくつか問題点がみつかり、現在、装置の改良を行っているため。
|
Strategy for Future Research Activity |
装置の改良が終了した後、予備的実験を行う。そこで問題点がなければ、本格的な実験を進めていく。装置が完成しさえすれば、研究は問題なく進めることができると考えられる。
|
Causes of Carryover |
検査装置の作成に遅れが生じているため、本格的な実験がまだ行えていない状況である。そのため、研究協力費(謝金)として予定していた予算をまだ使用していないためである。検査装置が完成し次第、翌年度に実験を行う。実験を行う事で研究協力費(謝金)を支払う必要性が出てくるため、その費用として使用する。
|