2019 Fiscal Year Annual Research Report
Analysis of signaling pathways identified by transcriptome analysis of rheumatoid arthritis samples
Project/Area Number |
17K09972
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
住友 秀次 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20392996)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
Keywords | 関節リウマチ / パスウェイ解析 / トランスクリプトーム解析 / 発現変動遺伝子 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、関節リウマチ患者末梢血(末梢血CD4 陽性T 細胞・B 細胞・NK 細胞・単球・樹状細胞の亜分画)の網羅的なトランスクリプトーム解析から抽出された、酸化的リン酸化シグナル経路異常について検討し、mTOR シグナル、KDM5B、酸化的リン酸化についての経路解析を行った。また、昨年度明らかにした(Tsuchida Y, Sumitomo S, et al. Arthritis Rheumatol. 2018;70:1695-96)関節リウマチのリスクSNPとB細胞上のCD83の発現、CD27-IgD- double-negative B cellsとの関係性について、細胞表面のCD83がBCRシグナルのnegative regulatorとして働き、B細胞機能を抑制するという仮説を立てて検討し、解析をすすめた。B細胞に対するsiRNA実験は抑制効率が低いため、刺激時間や培養条件を変えるなどの条件検討実験も行った。
|
Research Products
(2 results)