2017 Fiscal Year Research-status Report
Optimization and personalization of brain stimulation based on plastic changes of the human prefrontal cortex
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17K10316
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
中村 元昭 昭和大学, 発達障害医療研究所, 准教授 (50464532)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 反復性経頭蓋磁気刺激法 / 気分障害 / 前頭前野 / 頭部MRI / 脳波 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は、うつ病患者計7名に対して、反復性経頭蓋磁気刺激法(rTMS)のRCTを実施して、その前後で頭部MRI、DTI、脳波のデータを縦断的に取得した。rTMSの総セッション数は、127セッションで、安全性に関しては一過性の頭皮痛(刺激痛)が25.2%認められた。7名中、1名は研究クール途中で、同意撤回して脱落となった。安全性情報に関しては、脳プロ・DecNef安全性検討委員会に定期報告を行い、外部委員の判断も含めて、安全性に問題のないことを確認することができた。刺激プロトコールとしては、新規性の高い、iTBS(間歇性シータバースト刺激)やQPS(反復単相性4連発磁気刺激法)を安全に実施することができた。RCTのため、安全性以外の情報(有効性や認知機能変化や脳画像情報)の解析は本年度は実施困難な状況にある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
7症例に対して、計127セッションの反復性経頭蓋磁気刺激法(rTMS)を実施することが出来て、縦断的なMRIデータ、脳波データも蓄積することができており、概ね順調な進捗と判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
・研究リクルート用のウェブサイトを充実させて、被験者リクルートを促進する。 ・rTMS実施にかかるマンパワーを強化して、実施枠を拡大する。 ・RCTであるが、ある程度の症例が蓄積された段階で、予備的解析を実施する。
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Causes of Carryover |
平成29年度に購入予定であったTMS用キャップ型脳波電極セット(WaveGuard 64ch CA-118)を購入する必要性がなくなった点が大きな理由である。 平成30年度の使用計画としては、空冷式TMS刺激コイルセットの購入を予定している。
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