2017 Fiscal Year Research-status Report
99mTc-MIBIイメージングによるミトコンドリア病の全身骨格筋評価法の開発
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17K10448
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
神宮司 メグミ 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (70418862)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中條 正豊 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 客員研究員 (00594631)
吉浦 敬 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (40322747)
岡本 裕嗣 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 講師 (60709658)
中條 正典 鹿児島大学, 附属病院, 医員 (60727171)
谷 淳至 鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 講師 (70788166)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | MIBI / 骨格筋 / シンチグラフィ / SPECT/CT / SUV |
Outline of Annual Research Achievements |
ミトコンドリア病はミトコンドリア機能が低下することによって様々な症状、経過をとる難病であるが、本研究はミトコンドリア病において比較的侵されやすい臓器である骨格筋の評価を99mTc-methoxyisobutylisonitrile(MIBI)シンチグラフィを用いて低侵襲に行い、ミトコンドリア病の重症度や経過予測などに役立てることを目的としている。 MIBIを用いたシンチグラフィは心筋および副甲状腺のイメージング製剤としても広くもちいられており、本年度においてはミトコンドリア病患者の筋評価を行うにあたっての対照群として、明らかなミトコンドリア病および骨格筋症状のみられない副甲状腺機能亢進症患者のうち、骨格筋のSPECT/CTの撮像追加に同意いただけた方11名にご協力いただき、MIBIシンチグラフィの全身Planar像および頚部~大腿部の骨格筋SPECT/CTデータの収集を行った。得られた全身Planar像をもとにした各部位の筋肉の集積カウントと対照部位カウントとの集積比測定、また骨格筋SPECTデータをもとに各部位の筋肉のStandard uptake value(SUV)値の測定、CTデータをもとにした筋肉の断面積測定を行い、MIBIを用いたシンチグラフィによる全身の骨格筋イメージング、SPECT/CTによる最適な筋集積定量評価法を確立させるべく、症例を積み重ねているところである。また同時にミトコンドリア病患者での評価方法を計画し、神経内科を通して、ミトコンドリア病患者でMIBIシンチグラフィでの評価にご協力いただける方を募集した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究にご協力いただいけるミトコンドリア病患者を募集しているが、予定していたよりも患者が少なく、症例が集まっていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
神経内科との連携を強化し、ミトコンドリア病患者に本研究、検査にご協力いただけるよう、積極的に働きかけ、症例データをまずは蓄積したい。
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Causes of Carryover |
MIBIシンチグラフィを行うミトコンドリア病患者が予定していたよりも集まらず、予定していた検査薬費を使用できなかったため。次年度に繰り越して、予定どおり、MIBIシンチグラフィのための検査薬費として使用したい。
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