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2018 Fiscal Year Annual Research Report

99mTc-MIBIイメージングによるミトコンドリア病の全身骨格筋評価法の開発

Research Project

Project/Area Number 17K10448
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

神宮司 メグミ  鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 助教 (70418862)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中條 正豊  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (00594631)
吉浦 敬  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (40322747)
岡本 裕嗣  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 講師 (60709658)
中條 正典  鹿児島大学, 附属病院, 医員 (60727171)
谷 淳至  鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 講師 (70788166)
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2019-03-31
Keywordsミトコンドリア病 / MIBI / シンチグラフィ / SPECT/CT
Outline of Annual Research Achievements

ミトコンドリア病はミトコンドリア機能が低下することによって様々な症状、経過をとる難病である。骨格筋は比較的侵されやすい臓器であるが、ミトコンドリア病における全身の骨格筋を低侵襲に評価をする目的で、ミトコンドリア病における99mTc-methoxyisobutylisonitrile(以下MIBI)を用いたシンチグラフィによる全身の骨格筋イメージング、SPECT/CTによる筋集積定量評価を行うこととした。なおMIBIは心筋血流、副甲状腺イメージング製剤として広く用いられており、対照群としては筋に明らかな異常のない、副甲状腺機能亢進症の患者にご協力いただき、評価を行った。
2017年度~2018年度にかけて、ミトコンドリア病の患者4名と対照群18名にMIBIシンチグラフィの全身Planar像および頚部~大腿部のSPECT/CTの撮像を行い、データ収集した。これまでのデータによる解析は途中の状態ではあるが、ミトコンドリア病においてはいずれの患者においてもMIBIの筋集積は対照群と比較して、低い傾向にあるようであった。
2019年度にもう少し症例を追加し、より詳細にデータ解析を行う予定ではあったが、2018年度までで本研究はミトコンドリア病に対する骨格筋評価の目的ではMIBIが適応外使用になることから、特定臨床研究法の実施に伴い、継続が難しいと判断し、本研究は中止とした。
少ない症例数ではあるが、ミトコンドリア病の骨格筋評価にMIBIシンチグラフィはある程度役立つ可能性があると思われた。

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Published: 2019-12-27  

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