2020 Fiscal Year Research-status Report
PNQ を用いたL-OHP 誘発末梢神経障害の自己評価と安全性に関する多型解析
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17K10654
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
小林 靖奈 昭和大学, 薬学部, 教授 (20276611)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梅本 岳宏 昭和大学, 医学部, 講師 (00384537)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 大腸癌 / KRAS / 遺伝子変異 / BRAF / RAS / PNQ |
Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者が昨年11月から現職場に移動になる前に行った解析は、KRAS 遺伝子変異(rs147406419, rs121913530, rs121913529, rs121913535, rs112445441, rs104894365)について解析した。血液中および非がん部位におけるこれら遺伝子変異は認められなかったが、がん部位では上記遺伝子多型のうち、2つの変異(合計3名)の変異例を認めた。なお、BRAF 変異例、HRAS 変異例、NRAS 変異例はいなかった。次年度は新しい職場での実験を再び立ち上げるために、まずは試薬類や消耗品から改めて購入していく予定。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度は新型コロナウイルス感染症の拡大により、その拡大防止予防のために、試薬や実験器具類の供給が大幅に遅れた。加えて、研究代表者が昨年11月から現職場に移動になり、加えて、研究分担者も新型コロナウイルス感染症に伴う患者対応で、計画が予想以上にかなり大幅に遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度内にはできるだけ計画に沿った形で進めたい。まずは、新しい職場での実験の立ち上げになる。しかし、共同研究者が病院勤務のため、一般診療を制限したり、患者対応を特別に迫られている状況ではある。しかし、いまある検体より、DNA 未抽出の検体からDNAを抽出し、解析を行っていく。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由だが、研究代表者は昨年11月から現職に異動になった。現職場に移動になる前に行った解析は、KRAS 遺伝子変異(rs147406419, rs121913530, rs121913529, rs121913535, rs112445441, rs104894365)について解析した。血液中および非がん部位におけるこれら遺伝子変異は認められなかったが、がん部位では上記遺伝子多型のうち、2つの変異(合計3名)の変異例を認めた。なお、BRAF 変異例、HRAS 変異例、NRAS 変異例はいなかった。次年度は新しい職場での実験を再び立ち上げるために、まずは試薬類や消耗品から改めて購入する
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