2018 Fiscal Year Research-status Report
Innovation of mobile traction table and implants for total hip arthroplasty
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17K10954
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| Research Institution | Chiba University |
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Principal Investigator |
中村 順一 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (80507335)
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2017-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | 四肢機能再建学 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
仰臥位前方法による人工股関節置換術を支援する携帯型下肢牽引手術台の開発については、千葉医学会賞を受賞し、Award paperをChiba Medical Journalに掲載した。Charcot-Marie-Tooth病による神経病性股関節症に対して、この手術を行い良好な成績を得たことを症例報告で英文雑誌に掲載した。千葉大学発の人工膝関節インプラントであるHi-Tech Knee IIとFINE KneeINEの術後成績の比較研究を行い、後者のmedial pivot構造が良好であることを英文誌に掲載した。本学解剖学教室のClinical Anatomy Laboratoryの協力のもと、新鮮凍結屍体の大腿骨骨幹部の有限要素解析を行い、力学試験と妥当であり、予測可能であることを英文誌に掲載した。膝関節のDirect Anterior Approachに役立つ情報として、descending genicular arteryの破格と安全域を英文誌に掲載した。股関節解剖の研究については外側大腿皮神経の破格と大腿神経の走行について英語論文にまとめ投稿中である。三次元画像の研究については、片側の変形性股関節症と大腿骨頭壊死症におけるMRI拡散強調画像での大腿神経と坐骨神経の可視化に成功し英語論文に発表した。新規インプラント開発については、デザインの適合性試験を行い、CADデータを三次元ソフトウェア ZedHip に取込み、日本人股関節 CTデータベース500 症例でステムデザインの適合性を評価した。薬事承認を得て臨床応用を始める段階である。膝の三次元ソフトウェアZedKneeの術前計画の再現性が高いことを英語論文で報告した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成３０年度の計画は予定通りの成果が出せている。
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| Strategy for Future Research Activity |
平成３１年度は、仰臥位前方法の教育プログラムをさらに充実させ、講演会やワークショップを通して安全性の高い手術を普及させていく。解剖研究で得られた知見をもとに、三次元MRIや造影CTにより股関節周囲の筋腱を可視化する。手術成績の前向きコホート研究については、順調に登録が進んでおり現在600例程度に達したが、引き続きデータベース化し、新規インプラントの安全性と術後短期成績を評価する。大腿骨インプラントにかかる応力分布の有限要素解析を行う。
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| Causes of Carryover |
平成30年度は国際学会へ参加しなかったため外国旅費がかからなかったこと、全体として研究費の節約に務めたため次年度使用額が生じた。
平成31年度（令和元年度）は、消耗品として解剖用手術器械購入費用(140)、記憶媒体(DVD、USB、SD カード、ハードディスク) (105)、旅費(245)、謝金(70)、その他(140)、合計額は平成30年度(700)と同額を使用する計画である。前年度の繰越金は主に物品費に使用する計画である。
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[Journal Article] The current situation of the treatment of rheumatoid arthritis in Chiba University Orthopaedic department.2019
Author(s)
Miura M, Hagiwara S, Nakamura J, Suzuki M, Lee T, Kobayashi T, Wako Y, Kawarai Y, Nawata K, Sugano M, Yoshino K, Ohtori S.
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Journal Title
Chiba Med J.
Volume: 95E
Pages: 27～32
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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[Journal Article] Favorable outcome of a tractional direct anterior approach to total hip arthroplasty in a patient with Charcot arthropathy: case report.2018
Author(s)
Terakawa H, Nakamura J, Sugano M, Hagiwara S, Wako Y, Miura M, Kawarai Y, Nawata K, Yoshino K, Orita S, Ohtori S.
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Journal Title
Chiba Med J.
Volume: 94E
Pages: 55-59
DOI
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