2017 Fiscal Year Research-status Report
Cerebral blood flow measurement and postoperative complication in superficial temporal artery to middle cerebral artery bypass surgery for Moyamoya disease
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17K11099
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Research Institution | National Cardiovascular Center Research Institute |
Principal Investigator |
吉谷 健司 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医長 (30524029)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大西 佳彦 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (40443501)
加藤 真也 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医師 (50527413)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 脳血流測定 / 近赤外線分光法 / インドシアニングリーン |
Outline of Annual Research Achievements |
現在、もやもや病の脳血流を改善する治療法の浅側頭動脈ー中大脳動脈(STA-MCA)バイパス手術の際に,バイパス血管による脳血流増加を評価するためにICGとNIRSによる脳血流を測定する研究を実施している。26名がエントリーしており中間解析を行った。もやもや病の患者はバイパス手術前後にPETにより脳血流を測定して手術による血流増加があるかを評価しているがPETによる脳血流の変化と、術中にバイパス前後でNIRSとICGを用いて測定した血流の変化に同等の傾向を認めている。現在もエントリーを継続中である。現在中間解析した結果をまとめて、アメリカ神経麻酔学会に演題登録した。また、現在複数の機器でICGとNIRSによる脳血流測定を行っているが、ソフトウエアを一本化してより測定が簡便に行えるように環境改善を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在26症例をエントリーしているが、継続してエントリーを続けている。観察研究であり、目標サンプル数は特に設定していないが、順調に経過している。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続きエントリーを継続する。現在複数の機器で測定を行っているが、行程をソフトウエアで一括して行えるように研究を進める
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Causes of Carryover |
国際学会の参加を1回見合わせたため、残金が生じました。今年度に、その学会に演題登録の予定なのでそちらに充填する予定です。
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Research Products
(4 results)