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2020 Fiscal Year Research-status Report

婦人科癌における抗がん剤耐性癌に対する糖脂質を用いた新規治療法の開発

Research Project

Project/Area Number 17K11295
Research InstitutionToho University

Principal Investigator

田中 京子  東邦大学, 医学部, 教授 (10286536)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2022-03-31
Keywords抗癌剤耐性 / 抗癌剤感受性 / 婦人科癌 / 糖脂質
Outline of Annual Research Achievements

前年度の研究結果として、2018年度の研究における手術検体を用いた検討同様に子宮内膜癌由来細胞を用いた実験では、子宮内膜癌においては糖脂質の一つであるスルファチドが抗癌剤感受性・耐性性に関連がある可能性について明らかにした。
本年度は他の婦人科癌(卵巣癌、子宮頸癌)に関して糖脂質と抗癌剤に対する感受性、耐性について検討を進める予定であった。
卵巣癌由来細胞、子宮頸癌由来細胞を用いての研究を予定していたが、この研究の推進のためには以前の勤務先においての実験の継続が必要であり、特に婦人科癌由来の細胞培養には少なくとも週に1から2回の研究推進のための作用が必要であったがコロナ感染の蔓延により研究室への立ち入りが困難となった。細胞培養には継続の作用が必要であるが、改善が見込めず実験系は頓挫してしまった。
状況が改善するのを見込んで実験再開まで待機としていたが、状況の改善は見られず、実験の継続は困難であったため前年度から実験は再開不可であった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

この研究は以前の勤務先からの継続であったがコロナ感染の蔓延の影響にて研究室に入室が困難となり、研究を進めるための基礎となる婦人科癌由来細胞の培養が不可となり、その後の検討を行えなかった。

Strategy for Future Research Activity

現在の所属先である東邦大学大橋病院研究棟で今後の実験を続けられるように、機器や薬剤などを購入し実験遂行のための準備を進めている。

Causes of Carryover

東邦大学大橋研究棟で実験を遂行すべく新たな機器や薬剤を購入したが、以前より継続の実験であるため物品購入が予定より少なく済み次年度使用額が生じた。次年度
引き続き実験を遂行すべく実験資材や消耗品の購入にあてる予定。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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