2018 Fiscal Year Research-status Report
進行卵巣癌患者血中・腹水中エクソソーム関連分子による抗がん薬効果予測モデルの構築
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17K11311
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Research Institution | National Cancer Center Japan |
Principal Investigator |
植原 貴史 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 医員 (70568659)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 卵巣癌 / 化学療法抵抗性 / マイクロRNA |
Outline of Annual Research Achievements |
平成30年度は、平成29年度と同様に患者の登録を中心に行ない、合計で30名を越える患者にご参加頂き、臨床情報の収集並びに血清の採取を行なった。また、マイクロRNAの抽出も行ない、マイクロRNAの抽出解析と臨床情報の収集ならびに関連についての調査を行なう予定としている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成30年度は、平成29年度と同様に患者登録を中心に行ない、臨床情報の収集と血清の採取を行なっている。今後はマイクロRNAの抽出解析と臨床情報の収集を行なう予定としている。平成30年度から臨床情報との関連を調べる予定としていたが、平成31年度から行なう。
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Strategy for Future Research Activity |
平成31年度は、臨床情報の収集およびマイクロRNAとの関連を調べ、有用なマイクロRNAが検出できれば化学療法抵抗性の機序についての研究を進める。
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Causes of Carryover |
化学療法抵抗性に関連する実験は、臨床情報とマイクロRNAとの関連を調べた後に行なう予定としており、まだ未施行であるため研究費を次年度に繰り越した。
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