2021 Fiscal Year Research-status Report
「平衡障害に対する新規治療法の開発」- iPS細胞による前庭再生医療 -
Project/Area Number |
17K11349
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Research Institution | Aino University |
Principal Investigator |
田浦 晶子 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (70515345)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北尻 真一郎 信州大学, 医学部, 特任准教授 (00532970)
西村 幸司 滋賀県立総合病院(研究所), その他部局等, 嘱託研究員 (20405765)
扇田 秀章 滋賀県立総合病院(研究所), その他部局等, 専門研究員 (20761274)
大西 弘恵 京都大学, 医学研究科, 研究員 (50397634) [Withdrawn]
伊藤 壽一 滋賀県立総合病院(研究所), その他部局等, 特任上席研究員 (90176339)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 前庭障害 / hNSC / 移植 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度からは両側前庭機能障害モデルを新たに作成し、片側の後半規管後方より、ヒトiPS由来神経幹細胞hNSC細胞を頭蓋内へ移植した。前庭機能評価を行い、移植後に機能回復を一部で確認できた。 2021年度は、前年度の実験を繰り返し行い、免疫抑制剤を追加して行い、移植治療の有効性についての検討をおこなった。現在、移植細胞の生着および分化を組織学的に検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在、組織学的検討を行っており、機能的評価と共に、統計的に有意差が確認出来れば、論文として投稿する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
組織学的および機能的評価を行い、移植細胞の生着および分化を確認出来れば、安全性および有効性について詳細に検討し、論文化する予定である。
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Causes of Carryover |
昨年度はコロナの影響もあり、必要な物品の入手が困難なことがあったため、次年度使用額が生じました。
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Research Products
(3 results)