2018 Fiscal Year Research-status Report
SEMA4D-TSLP相互作用に着目した好酸球性副鼻腔炎病態解明
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17K11359
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
前田 陽平 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00636483)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
端山 昌樹 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (70756048)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | アレルギー学 |
Outline of Annual Research Achievements |
SEMA4Dについてさらに研究を進めている。現在までで、TSLPに関わらず、他のサイトカインとECRS,SEMA4Dを結びつけるデータを得た。具体的にはSEMA4Dが好酸球性副鼻腔炎患者で上昇しており、バイオマーカーとしてのpotentialを有していること。 また、好酸球上のSEMA4Dのsheddaseについても同定できているため、これが増悪の鍵になっている可能性が高いのではないかと考えている。 一方で、好酸球性副鼻腔炎モデルマウスも作成し、その病理を確認できているため、引き続き治療実験も進めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現状でVivoの実験も開始しているが、興味深いデータが増えてきたためさらに掘り下げて実験を進行しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も継続的に研究を進める。
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Causes of Carryover |
動物実験などまだ行うべき実験が多く、抗体などの購入のため支出を減らしたため
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Research Products
(1 results)