2019 Fiscal Year Annual Research Report
Isolation of Cancer Stem Cell and Identification of Signalling Pathway Related with Invasion and Metastasis in HPV- Oropharyngeal Cancer
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17K11401
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
グンデゥズ メーメット 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (70333507)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
玉川 俊次 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (40543781)
戸川 彰久 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (70305762)
保富 宗城 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (90336892)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 中咽頭癌 / 癌幹細胞 / HPV |
Outline of Annual Research Achievements |
HIST1H1T、TNSF18およびlin28遺伝子は、HPV(-)中咽頭癌細胞株UTSCC 60A(HIST1H1TおよびTNSF18低発現、lin28高発現)のマイクロアレイデータによると候補遺伝子であることが検出されました。これらの遺伝子が癌幹細胞(C S C)に影響を与えるかどうかを評価するには1)CSCの球形成能力、2)CSCマーカーの発現と3)-細胞増殖 アッセイが計画した。HIST1H1TおよびTNSF18 siRNAがデザイン作成し、CSCにトランスフェクトしまたはCSCがlin28阻害剤であるC1623で処理した。各siRNAのトランスフェクション1日後、すべてのウェルは、各siRNAの細胞内の赤色蛍光色素の検出でトランスフェクションが効率的であり、未処理の場合、細胞内に赤色蛍光色素がなかったことを示した。すべてのトランスフェクションが効率的であることを確認した後、qPCRによるCSCマーカー発現分析を続けた。 RNAを単離し、cDNAに変換し、それぞれの未処理のCSC、HIST1H1T siRNAをトランスフェクトしたCSC、TNSF18 siRNAをトランスフェクトしたCSCからqPCRを行った。 qPCRの結果は、HIST1H1T siRNAがCSCマーカーBIM1、OCT4、SOX2、およびKLF4を完全に抑制することを示した。 TNSF18 siRNAは、CSCマーカーOCT4 70%、SOX2 80%、およびKLF4をほぼ50%抑制したが、CSCマーカーBIM1を抑制できなかった。CSCに対するlin28の影響を検出するために、CSCを10uMのC1632(lin28阻害剤)で処理し、RNAをこれらから分離した。結果は、C1632がCSCマーカーOCT4およびSOX2を完全に抑制し、BIM1が70%、KLF4が45%抑制であることを示した。
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Remarks |
特になし
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Research Products
(3 results)