2020 Fiscal Year Annual Research Report
The development of new treatment for gingival cancer considering bone resorption and cancer immunoediting
Project/Area Number |
17K11406
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
中平 光彦 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (10253353)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
臼井 通彦 九州歯科大学, 歯学部, 准教授 (10453630)
佐藤 毅 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (60406494)
星島 宏 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (90536781) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | がん治療 / MICA / netrin-4 |
Outline of Annual Research Achievements |
In vitroでNK細胞にc-Cbl のsiRNAを導入しNKG2D受容体の発現を抑制できるか検討することを予定していたが、NK細胞への遺伝子導入がうまくいかずに断念した。 レトロウイルスを用いて、MICA遺伝子を導入し過剰発現させた細胞とコントロールベクターを導入した細胞についてRNAを抽出した。このtotal RNAをDNAマイクロアレイに供し、網羅的遺伝子発現の解析を行った。global normalizationをシグナル強度(総和)の中央値が25になるように補正したときの各数値、Log2 global normalizationをシグナル強度(総和)の中央値が25になるように補正したときの各数値のlog2値、Log2 ratioをサンプル間の"Log2 global normalization"の差を計算した値、ratioを"Log2 ratio"を真数に変換した値と定義した。比較した結果、発現の上昇した遺伝子として、ratio(y/x)で8倍以上(LOG2(y/x)値で3以上)亢進した遺伝子は7個、ratio(y/x)で4倍以上(LOG2(y/x)値で2以上)亢進した遺伝子は31個、ratio(y/x)で2倍以上(LOG2(y/x)値で1以上)亢進した^遺伝子は792個であった。一方、発現の低下した遺伝子として、ratio(x/y)で4倍以上(LOG2(y/x)値で-2以下)亢進した遺伝子は5個、ratio(x/y)で2倍以上(LOG2(y/x)値で-1以下)亢進した遺伝子は22個であった。
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