2017 Fiscal Year Research-status Report
脂肪組織由来幹細胞による放射線照射リンパ管内皮細胞に対するリンパ管新生効果の検討
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17K11543
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| Research Institution | Nagasaki University |
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Principal Investigator |
吉本 浩 長崎大学, 病院(医学系), 講師 (90513309)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大石 正雄 長崎大学, 病院(医学系), 助教 (90751230)
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| Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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| Keywords | リンパ管再生 / リンパ管内皮細胞 / 脂肪組織由来幹細胞 / 放射線照射 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
リンパ管内皮細胞(LEC)に放射線を照射して単独に培養する群と、放射線を照射したあるいは照射していない脂肪組織由来幹細胞(ADSC)とLECを共培養する各群と比較して解析を行った。
LECとADSCにともにγ線6Gyを照射した群ではLEC単独培養群に比較して有意に細胞増殖を認めた放射線照射後24時間の共培養した上清を回収し、ELISA法を用いてリンパ管新生因子の測定を行い現在解析中である。第26回日本形成外科学会基礎学術集会（2017年10月、大阪）で成果を発表した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定通り、LECとADSCの共培養の解析が順調に進んでいる。
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| Strategy for Future Research Activity |
LECの管腔形成能について各群での比較、また放射線照射後24時間の上清を回収し、ELISA法を用いてリンパ管新生因子の測定を行い現在解析中である。
リンパ浮腫動物モデルを作成し、放射線を照射したADSCやLECを投与して効果は検討する予定である。
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| Causes of Carryover |
動物モデル作成に伴う支出が予定より少なかったので残額が生じた。
次年度に動物購入費として使用予定である。
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