2019 Fiscal Year Research-status Report
重粒子線3次元線量分布への歯科用合金の影響解明と分布に影響しないマウスピース開発
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17K11664
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
勝良 剛詞 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (30283021)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊川 裕明 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, QST病院 治療診断部, 歯科医師(任常) (00793928)
宇都宮 悟 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (50570868)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 粒子線治療 / 歯科用合金 / マウスピース / 放射線治療補助器具 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は頭頸部重粒子線治療における急性期有害事象である口腔粘膜炎おけるマウスピース装着の効果を検証しその意義を探索した。 平成30年度は晩期期有害事象である下顎骨壊死おけるマウスピース装着の効果を検証しその意義を探索した。 令和元年度は、最終的な実証実験であるHIMACでエネルギーは290 MeV/u、線量強度は最大1.8 x 109、コリメーター全開、RSFなし、Mono ビーム、バッシブ法を用い、平行平板電離箱(Classic MarkusまたはAdovenced Markus)で対象物0-200mmの線量を1mm間隔での測定をを行うための金属板とジグを作成し精度評価を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
ジオメトリーの設定の不備により実験解析システムが出来上がっていなかったこと、実験実施施設が研究代表者の所在地から遠く頻回の訪問・検証が出来なかったため、進捗が当初の予定より遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
放射線医学総合研究所 計測・線量評価部 外部被ばく線量評価チームの水野秀之先生の協力のもと、実証実験のための実験系の構築は終了したことから、早期のデータ収集および解析を目指す。
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Causes of Carryover |
ジオメトリーの設定の不備により実験解析システムが出来上がっていなかったこと、実験実施施設が研究代表者の所在地から遠く頻回の訪問・検証が出来なかったため、今年度の物品費、旅費が次年度にずれ込む形となったが、専門家の協力でシステム作成の目途が付いた。本年度は繰越した予算で解析システムの作成、実験のための移動や成果報告のために使用する予定である。
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Research Products
(1 results)