2019 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment of metal-free posterior restoration technique with predictability and long-term durability
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17K11715
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| Research Institution | Matsumoto Dental University |
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Principal Investigator |
亀山 敦史 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (60338853)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
春山 亜貴子 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (30385174)
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| Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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| Keywords | メタルフリー修復 / 知覚過敏抑制 / CAD/CAM / PMTC / メインテナンス / 仮封材 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
１．メタクリル酸メチル-p-スチレンスルホン酸共重合体（MSポリマー）配合象牙質知覚過敏抑制剤の象牙細管封鎖効果
増粘剤を添加したMSポリマー配合のジェル状新規知覚過敏抑制剤の象牙細管封鎖効果を，増粘剤未配合の従来品と比較し検討した．従来品とは異なり，増粘剤を添加した新規製品では象牙細管の開口を認めなかった．また象牙細管付近でCaやP，Fの存在も認められたことから，象牙細管封鎖効果が従来の製品に比べて持続し，メタルフリー間接修復の窩洞形成後の知覚過敏抑制への有効性が示唆された．
２．コンポジットレジンでの隔壁形成時における各種歯内療法用仮封材の辺縁封鎖性
歯冠崩壊歯への歯内治療時では，ラバーダム防湿に先立ちコンポジットレジンでの隔壁形成が必要となる．しかし，この状況下においてどのような仮封材の使用が望ましいかについては報告がなかった．そこで，各種仮封材での辺縁封鎖性を検討したところ，レジン系仮封材が最も良好で，象牙質への封鎖性とは全く異なる挙動を示すことが明らかとなった．したがって，メタルフリー間接修復に先立って行う歯内治療においては，コンポジットレジンと仮封材との封鎖性についても考慮すべきであることが示された．
３．PMTCの荷重と時間がCAD/CAMメタルフリー材料の表面性状に与える影響
歯科治療終了後のメインテナンス時における機械的清掃の荷重や清掃時間がCAD/CAMメタルフリー材料の光沢度や粗さに及ぼす影響を明らかにすべく検討した．CAD/CAMコンポジットレジンブロック，セラミックブロックを各２種類に対し，荷重と清掃時間を変化させて機械的清掃を行い，清掃前後の光沢度と表面粗さを計測した．その結果，セラミック系ブロックでは，機械的清掃による光沢度や表面粗さの変化は小さかった．一方，コンポジットレジンブロックでは，低荷重で長時間清掃すると光沢度の低下が著しくなった，
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