2018 Fiscal Year Research-status Report
長期骨量維持を目指したプライミング細胞カクテル移植による多面的骨再生療法の開発
Project/Area Number |
17K11743
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
秋葉 奈美 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (00584591)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋葉 陽介 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (70547512)
泉 健次 新潟大学, 医歯学系, 教授 (80242436)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 骨増生 / プライミング細胞カクテル / 骨代謝制御 |
Outline of Annual Research Achievements |
骨増生療法は顎骨の欠損、骨量減少部位の機能回復に寄与し、歯科における重要性は高いが、増成後の形成骨の吸収が問題となっている。一方、骨折治癒部位で形成骨の吸収がみられないことから、生理的骨形成過程を模倣した骨増生法による骨は吸収を受けにくいと考えられる。骨増生部位に必要な生理現象は骨形成以外にも宿主細胞誘導、血管新生、成長因子放出と多岐にわたり、単一処理により必要な全ての生理現象を活性化するのは不可能である。申請者は必要な機能に合わせて各々機能特化(プライミング)した複数の細胞を混和したプライミング細胞カクテル移植による増生法を提案、検証する。本研究で得られる知見は、骨増生の生理機構を解明し、硬組織創傷治癒促進、硬組織再生促進技術の基盤構築に寄与する。研究の最終目標は増生骨の長期骨量維持と混合細胞による組織再生技術の構築である。今年度までにプライミングカクテルの骨形成脳の検討まで行っている
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在、細胞カクテル移植による骨形成促進作用を検討中であ理概ね順調に推移している
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Strategy for Future Research Activity |
今後移植細胞の機能を追跡予定である
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Causes of Carryover |
細胞培養機器、細胞採取用ラット購入、GFPラット維持の費用が計上される
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