2018 Fiscal Year Research-status Report
新たな凍結保存歯移植法の開発‐骨髄間葉系幹細胞培養上清を応用する‐
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17K11903
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
新美 奏恵 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (20397136)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芳澤 享子 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (60303137)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 歯の移植 / 歯槽骨再生 / 骨髄単核球細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
ラット大腿骨の骨髄から骨髄液の採取する手法を確立した.また,分離した骨髄液を様々な培養条件で培養し,未分化間葉系細胞の培養の手技を確立した.また,現在未分化間葉系細胞と抜去歯を同時に移植するための担体を決定するための予備実験を行っており,おおむね良好な結果が得られている.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ラット大腿骨の骨髄から骨髄液の採取する手法を確立できたため.
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Strategy for Future Research Activity |
ラットの抜歯手技はすでに確立しており,今後抜去歯と骨髄未分化間葉系幹細胞の培養上清を同時に,最適な担体を用いて移植を行う. また,培養上清の成分分析を行い含有している成長因子の分析などを進める.
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Causes of Carryover |
前年度は予備実験を主に行ったため実験動物の購入が少なかった.今後の実験の進行具合により,実験動物,試薬の購入を予定している.
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