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2018 Fiscal Year Research-status Report

Examination of the influence that oral bacteria gives to carotid arterial stenosis

Research Project

Project/Area Number 17K11918
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

丸岡 靖史  昭和大学, 歯学部, 教授 (80209692)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田代 三恵  昭和大学, 歯学部, 講師 (90555393)
マイヤース マイケル  昭和大学, その他部局等, 講師 (90799652)
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywords内頸動脈狭窄症 / 口腔内細菌 / メタゲノム解析
Outline of Annual Research Achievements

昭和大学病院脳神経外科で、内頸動脈狭窄症により内頸動脈内膜切除術(CEA)を施行する症例で、昭和大学病院歯科を受診し、周術期口腔機能管理を行い、本研究参加の同意が得られた55例の患者であった。内頸動脈狭窄症によりCEAを施行して、摘出された内頸動脈プラーク一部を、内頸動脈プラークサンプルとし、歯科外来で、周術期口腔機能管理時に歯科用スケーラーで歯の周辺のプラークを採取し、口腔内プラークサンプルとして回収された55例を研究対象とした。その中で、DNA回収済み:47例、16SrRNA-PCR済み:45例、次世代シークエンサーにてメタゲノム解析:31例である。次世代シークエンサーにてメタゲノム解析:31例である。それらに関して検討した。
内頸動脈と口腔内プラークのサンプルから、同属の細菌が検出され(31例中5例:16%)、口腔内細菌と内頸動脈狭窄症とでも関係性が示唆された・31例の内訳は、男女比3:1、平均年齢は72.5歳、平均歯牙欠損数は7.2歯であった。う蝕処置済み歯:8.3歯、歯周ポケット5mm以上:0.5歯であった。
次世代シークエンサーにてメタゲノム解析を行い、従来では検出されなかった多くの細菌の同定が行えるようになった。これまで検出されなかった病変部の細菌も認められるようになり、細菌と病変部との関連性に関して新たな病因を発見できる可能性がある。
今後もサンプル数を増やして、内頸動脈狭窄症と口腔内細菌との関連性に関して検討を行う方針である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

内頸動脈狭窄症により内頸動脈内膜切除術(CEA)を施行する症例で、昭和大学病院歯科を受診し、周術期口腔機能管理を行い、サンプル回収された55例である。その中で、DNA回収済み:47例、16SrRNA-PCR済み:45例、次世代シークエンサーにてメタゲノム解析:31例である。
若干研究が遅れているが、今後研究が進行すると考えている。

Strategy for Future Research Activity

内頸動脈狭窄症により内頸動脈内膜切除術(CEA)を施行する症例で、昭和大学病院歯科を受診し、周術期口腔機能管理を行い、サンプル回収された55例である。その中で、DNA回収済み:47例、16SrRNA-PCR済み:45例、次世代シークエンサーにてメタゲノム解析:31例である。
若干研究が遅れているが、今後研究が進行すると考えている。
①6SrRNA-PCR陽性の全症例で、次世代シークエンサーにてメタゲノム解析を行う。
②陽性例、陰性例での臨床経過との相関の検討
③新規サンプルでは、RNAを抽出して、リアルタイム PCRでの定量も検討

Causes of Carryover

内頸動脈狭窄症手術での内頸動脈プラークサンプル数が増加せず、DNA解析、メタゲノム解析の実験が進展しなかったため、次年度に実験を行う。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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