2017 Fiscal Year Research-status Report
変形性顎関節症におけるオートファジーの発現と形態的変化の解析
Project/Area Number |
17K11919
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
渡辺 仁資 昭和大学, 歯学部, 講師 (90384304)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
椋代 義樹 昭和大学, 歯学部, 助教 (50325099)
山田 篤 昭和大学, 歯学部, 講師 (50407558)
代田 達夫 昭和大学, 歯学部, 教授 (60235760)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | オートファジー / 変形性顎関節症疾患 / 老化促進マウス / アポトーシス |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では変形性顎関節症における関節頭の形態変化とオートファジー関連タンパクの発現との関連性を解明するために以下の研究を進めている。具体的には、以下の研究を行った。 1) 変形性顎関節症疾患モデルにおける顎関節頭の形態的特徴を明らかにする。:老化促進マウスの切歯を削合した変形性顎関節症モデルにおける,関節頭の形態的な変化を解析中である。ただし、全体的に研究計画の遅れが生じている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
変形性顎関節症モデルの作製に時間がかかっているため。
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Strategy for Future Research Activity |
老化促進マウスSAMP8系雌マウス(2~6か月齢)を使用する。従来の報告(Ishizuka Y, et al. J Dent Res 93: 281-287, 2014)を参考に,2か月齢の老化促進マウスSAMP8系雌マウスの上下顎前歯部を削合し,変形性顎関節症モデルを作成する。Model群は上下顎前歯部を削合し,咬合状態を低位にさせた顎関節を用いる。Control群は,野生型マウスで上下顎前歯部の削合は行わず,咬合の変化がないものを用いる。
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Causes of Carryover |
(理由)当初の研究計画より、購入する試薬等が少なかったため。 (使用計画)次年度以降の試薬等の購入費に充当する。
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