2020 Fiscal Year Research-status Report
歯科治療時における嘔吐反射を抑制する新しいリラクセーション法の臨床応用
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17K12062
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Research Institution | The Nippon Dental University |
Principal Investigator |
岡本 亜祐子 日本歯科大学, 生命歯学部, 助教 (20779920)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
苅部 洋行 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (50234000)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 嘔吐反射 / 歯科不安 / 触覚刺激 / 嗅覚刺激 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度は、令和元年度に行った研究結果から嘔吐反射の緩和に有効な介入方法と考えられる嗅覚(ペパーミントアロマ)の刺激、経穴(内関)の刺激、ストレスボールの使用、の3種の介入について引き続き研究協力者を募り計測を行っていたが、コロナウイルス感染の影響により協力者の募集が難航した。 研究再開時期を模索しながら、令和元年度までの研究成果をまとめている。 また、この研究と並行して近年注目されている光学印象採得を小児患者に用いる方法について検討をすることとし、本研究の結果から効果的とされる介入方法を行なったアルジネート印象採得と光学印象採得の比較を行う研究を進めている(科学研究費助成事業基盤研究C:課題番号20K10257)ので、その準備および予備的研究を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和2年度は、令和元年度より引き続き研究協力者を募り計測を行っていたが、コロナウイルス感染の影響により協力者の募集が難航しデータの収集が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究再開後引き続きデータの収集をし、研究成果を学会発表および論文投稿する。
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Causes of Carryover |
研究計画が当初予定よりやや遅れているため次年度使用額が生じている。 令和3年度は、コロナウイルス感染拡大の状況をみながら引き続きデータ収集を進めていき、助成金は研究協力者への謝金および研究成果の発表と論文投稿に使用する予定である。
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