2018 Fiscal Year Research-status Report
The Development of Emotional Regulation Measurement Scale and Emotional Climate Evaluation Index aimed at promoting the Team Performance
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17K12111
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
會田 信子 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (80291863)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 協同学習 / アクティブ・ラーニング / 高等教育機関 / チーミング / パフォーマンス / オンライン調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度の構成概念の検討において明らかとなった課題をもとに、基盤とする理論やモデルを再検討し、測定概念を「協同学習に参加する大学生のチーミング・パフォーマンス性向」に部分修正した。平成30年度は、尺度開発の第1段階目調査として、チーミング・パフォーマンス性向の構成概念を基盤として作成した質問の試作版ステートメントの妥当性を検討し暫定版尺度を作成するところまでを目標とした。 2019年3月に倫理委員会に申請して承認を得た後、ウェブ調査会社(株式会社クロス・マーケティング社)に依頼して、国際標準教育分類ISCED-5~6(短期大学、高等専門学校、二・三年制の専門学校、大学、四年制専門学校)の高等教育機関に在籍している学生を対象としてweb調査を実施した(調査期間2019/4/24~2019/4/26)。目標対象数としていた150名(有効回答率100%)を確保でき、現在、統計解析の結果をもとに、試作版ステートメントの妥当性を検討し、暫定版尺度を作成している段階である。 暫定版尺度が作成でき次第、すみやかに本年度の目標である第2段階目調査(研究目的は、暫定版尺度を用いた調査を実施し、その因子構造と実践的利便性を検討して予備尺度を作成す)に進む予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
構成概念とそれをもとにした試作版ステートメントの作成、および倫理委員会の申請・承認に時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度の目標である暫定版尺度を作成次第、すみやかに今年度の目標である第2段階目の調査を進める。
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Causes of Carryover |
平成30年度に実施目標としていた第1段階目のweb調査の実施が、2019年4月にずれ込んだため。2019年度は、第1段階目の調査と第2段階目のweb調査2回分を支出として使用予定である。
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