2018 Fiscal Year Research-status Report
看護教員を対象とした協働参加型授業改善プログラムの構築と検証
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17K12120
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
坂 美奈子 佐賀大学, 医学部, 助教 (30768594)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
道面 千恵子 九州大学, 医学研究院, 助教 (80363357)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 看護教員 / 授業改善プログラム / 看護学教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、看護教員の教育に関する質の向上につながる取り組みとして、看護教員を対象とした協働参加型の授業改善プログラムを構築し検証することである。今年度は、量的研究にて明らかとなった授業構築における看護教員の思考モデルとKolbの経験学習モデルと統合して作成した授業改善プログラムの検証のため介入研究を行った。研究協力として関東および九州圏内における看護専門学校3校、看護教員21名に協力を得た。プログラムによる介入は4回に分けて、それぞれの看護専門学校にて実施した。協力をいただいた3校の全プログラム実施期間は2018年4月~2019年3月だった。調査資料として、プログラム実施後の個人ジャーナルおよび実施中の会話記録、プログラム開始前および2回目実施後、最終実施後の授業設計における思考評価表と自己効力感について協力者より提供していただいた。今後は、ジャーナルおよび会話記録の質的分析と授業設計における思考評価表、自己効力感の量的分析を実施し報告書の作成を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
一昨年に行った量的研究のため、やや遅れたまま経過はしているが、本年度の進捗としてはおおむね順調であると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
介入研究によって得られた調査データの分析を行い、報告書の作成を行う。報告書作成後は、国内および国外の学会にて発表を行う。
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Causes of Carryover |
次年度、国内もしくは国外への論文投稿費用として使用する
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Research Products
(4 results)