2017 Fiscal Year Research-status Report
看護学生のキャリア教育につながるマインドフルネスを活用したストレス対処力育成
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17K12128
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Research Institution | Nagano College of Nursing |
Principal Investigator |
安東 由佳子 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (50314745)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 敏生 広島大学, 医歯薬保健学研究科(保), 教授 (20251069)
山内 加奈子 広島国際大学, 心理学部, 助教 (20510283)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 看護学生 / マインドフルネス / ストレス対処 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,ストレス対処方略を身につけないまま,将来の臨床現場での活躍を求められている看護学生に対して,マインドフルネスを活用したストレス対処力の育成を試み,その効果を検証する介入研究である.具体的には,マインドフルネスによる看護学生のストレス対処力育成の効果(心身への影響およびキャリア発達へ及ぼす影響)を明らかにすることを目的としている. 初年度は,既存の看護学生を対象としたストレスに関する文献をレビューし,その結果を基盤に看護学生のストレス対処力育成に必要な内容を研究者間で討議した.次年度からの介入に用いるプログラムの枠組みが完成した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度は,計画通り,1)既存の看護学生を対象としたストレスに関する文献をレビューし,2)その結果を基盤に看護学生のストレス対処力育成に必要な内容を研究者間で討議できた.介入に用いるプログラムの枠組みが完成し,次年度からの介入の準備が進んだため,おおむね順調に進展していると判断した.
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Strategy for Future Research Activity |
今年度に検討したプログラムの枠組みをもとに,今後はプログラムを作成していく.次年度末より,看護学生を対象に介入研究を実施していく.
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Causes of Carryover |
プログラム作成にあたり,当初は,今年度に研究者2名がマインドフルネスの研修を受講する予定であったが,日程が調整できず,次年度に受講することとなったため.
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