2020 Fiscal Year Research-status Report
看護センス育成モデル構築に向けた看護センスの概念の解明と尺度開発
Project/Area Number |
17K12135
|
Research Institution | Gunma Paz University |
Principal Investigator |
上星 浩子 群馬パース大学, 保健科学部, 教授 (20389745)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川島 美佐子 足利大学, 看護学部, 教授 (80412972)
堀込 由紀 群馬パース大学, 保健科学部, 講師 (00512493)
佐藤 晶子 群馬パース大学, 保健科学部, 講師 (90458472)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 看護学 / 尺度開発 / センス |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度の目的は質問項目の尺度化、予備調査、本調査の予定であった。しかし、継続するCOVID-19のまん延により様々な制限が強いられ思うように調査が進まなかった。 よって今年度は質問項目の妥当性の検討と論文投稿に向け、研究者間で会議を行ってきた。 ①看護センスの国際的探求に関しては、Australiaで得られた特性を踏まえ、論文を作成中である。②看護尺度の項目に関しては、看護師や看護管理者から得たデータをもとに質問項目の検討を行った。調査に関しては引き続き行っていく予定である。さらに臨床看護師の質的調査、看護教員の捉えるセンスについて論文を作成中である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
臨床看護師、看護管理者を対象に行った質的研究の結果から質問項目の抽出と妥当性について進めてきたが、COVID-19のまん延による自粛や対応で思うように調査が進まなかった。よって看護センス尺度の調査の進捗に支障をきたしたため、今年度に掲げた目標が達成できなかった。よって遅れていると判断した。
|
Strategy for Future Research Activity |
質的研究の成果から質問項目の検討、尺度化を行っている状況であるが、予備調査、本調査まで進めることができなかった。 COVID-19の対応による事業期間の延長を申請し承認を得た。COVID-19の影響は継続しているものの、2021年度は最終年度となるため、積極的に遠隔会議などを行いながら調査をすすめ、看護センスの評価尺度開発を目指す。 さらに昨年度までに行った研究成果を論文として投稿していく予定である。
|
Causes of Carryover |
COVID-19蔓延による制限や対応により研究が遅延し、事業期間延長の申請を行ったためである。調査および研究成果のための旅費やPC等の機器備品に関しては購入できなかっため、次年度購入する予定である。
|