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2017 Fiscal Year Research-status Report

チーム連携評価尺度の開発およびチーム連携に影響する要因

Research Project

Project/Area Number 17K12177
Research InstitutionSaitama Medical University

Principal Investigator

町田 貴絵  埼玉医科大学, 保健医療学部, 助教 (40793534)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鈴木 英子  国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (20299879)
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywordsチーム連携 / 看護師 / 尺度
Outline of Annual Research Achievements

1)チーム連携評価尺度原案の作成:筆者の先行研究・既存のチームワーク尺度、臨床経験のある看護師20名によるブレーンストーミングから155項目の質問項目案を抽出し、KJ法を参考に分類したものをブレーンストーミング参加者に提示し、分類したカテゴリーごとに意味内容が、カテゴリー内容を代表していると考えられるものを2~3選択してもらった。ここからスーパーバイザーの指導を受けながら尺度原案30項目を作成した。さらにブレーンストーミングを繰り返し、原案の適切性を問うプレテストを実施し、内容的妥当性を検討後、病棟チーム連携評価尺度原案を完成させた。ここで得られたカテゴリーを因子分析の仮設とした。
2)本調査対象: 全国病院名簿に掲載されている首都圏の400床以上の病院を抽出し、研究の趣旨を説明し協力の得られた2施設に勤務する看護師約1300名に以下を実施した。
①信頼性の検証:内的一貫性 ではCronbachα係数を算出し、時間的安定性 においては、2週間の間隔のテストー再テスト法を対象者のうち650名に依頼し、相関係数を算出した。
②妥当性の検証 (1) 項目分析 (2) 基準関連妥当性: 外的基準にチーム・プロセス測定項目20項目を使用し、チーム連携評価尺度との相関係数を算出した。
③構成概念妥当性: SPSSによる探索的因子分析およびAMOSによる確証的因子分析を実施した。
以上の手順をおこない、チーム連携評価尺度:4因子17項目が完成した。このことから、信頼性・妥当性を確認し、検証された。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

H29年度に予定していた、チーム連携評価尺度を作成し、信頼性・妥当性を検証した。

Strategy for Future Research Activity

H29年度に作成した尺度について、学会発表を予定している。
平成30年5月、病棟チーム連携への影響要因を明らかにするためベースライン調査でコホートを設定する。全国病院名簿に掲載されている関東圏の中小規模の病院に勤務する看護師 (目標2000名) を対象とし、無記名自記式質問紙調査を郵送留置き法で実施する。平成31年1月、縦断研究でコホート追跡調査を実施する。病棟スタッフをチームとして捉えると、年度初めの4月と年度末の3月までの一年間を追跡することが望ましいと考えるが、4月は調査時期に相応しくないと判断し、1年後を追跡調査の時期とすると退職している可能性があるため、5月開始とし、半年~8ヶ月後の2回の調査を設定した。

Causes of Carryover

次年度購入額が生じた理由は、当初の計画より物品の購入が遅れてしまったためである。次年度使用額は、データの解析等に使用するソフトの購入および入力業者への依頼等に使用する予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2018

All Presentation (1 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results)

  • [Presentation] Coping Behaviors and Collaboration Between Nurses and Physicians during Norovirus Infection Outbreaks2018

    • Author(s)
      Takae Machida
    • Organizer
      WNC2018
    • Int'l Joint Research

URL: 

Published: 2018-12-17  

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