2020 Fiscal Year Research-status Report
リスク予防アドヒアランスを基盤とした高齢開心術前患者への支援システムの臨床応用
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17K12229
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
宇都宮 明美 京都大学, 医学研究科, 准教授 (80611251)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 美鈴 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10320772)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 高齢開心術患者 / フレイル / チーム医療 |
Outline of Annual Research Achievements |
Covid-19感染拡大のため、アクションリサーチの3サイクル目であるインタビュー調査が実施不可能となった。 このため、Webシステムを使用し、2施設の研究協力者にプログラム実施状況の確認を行った。Covid-19のため、2施設ともに開心術を停止しており、プログラムの実施ができていない状況であった。上記から、通常の手術状況に回復するまでインタビュー調査は延期とした。 Webシステムでの状況確認から、支援プログラム実行への阻害因子として、理学療法士がチームに参画できない現状が抽出された。協力が得られない理由として、診療報酬がつかない状況での取り組みには応じられない、術前からの介入に人的資源を投入できないという理学療法士管理者の意向であった。 この対策として、研究協力者(医師)の監修のもと、研究協力者(理学療法士)とともに「術前フレイル予防体操パンフレット」を作成し、2研究協力施設に配布した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
Covid-19感染拡大により、開心術手術が研究対象施設で停止状態にあったこと、インタビュー調査予定であったが、他府県への移動禁止のため、調査の実施が不可能であったため。
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Strategy for Future Research Activity |
インタビュー調査を早期に実施する。今年度夏までに対面でのインタビューが不可能であれば、Webシステムを利用して、インタビューを行うことにする。
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Causes of Carryover |
インタビュー調査が未実施であること、調査発表に伴う旅費・交通費、論文化の印刷代を未使用であるため。
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Research Products
(2 results)