2022 Fiscal Year Annual Research Report
A Basic Study for Designing a Nursing Intervention Model Using the Assessment Tool for Reflection on Childbirth Experience
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17K12285
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
國清 恭子 群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (90334101)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
常盤 洋子 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (10269334)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 出産体験の振り返り / アセスメントツール / 介入モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
出産体験の振り返りの支援に困難感を抱いている看護者の具体的なケア実践に役立つようなアセスメントツールを用いた介入モデルの考案や教育プログラムの検討の前段階として、看護者が実際の振り返りの支援において困った、難しいと感じている具体的な内容や、出産体験の振り返り支援の実践力を向上させるために身に付けたいと考えている技術や能力、出産体験の振り返りアセスメントツールを使用することで予想されるメリットや期待について把握することが必要である。2022年度は、前年度に行ったパイロット調査をもとに、出産体験の振り返り支援経験の少ない看護者や助産学生を対象にした支援における困難の内容およびアセスメントツール使用への期待やメリットについて質問紙調査およびインタビュー調査の実施に向けて、質問紙の作成およびインタビューガイドの作成を行った。また、研究目的に合致する対象者の選定について研究者間で協議した。出産体験の振り返り支援については助産師基礎教育でも取り上げられるようになっているが、助産師教育においては比較的新しい内容であり、授業において取り上げられる内容は質・量ともに養成機関により差が大きく、習得している知識・技術には幅があることが先行研究においても明らかになっている。そこで、長年出産体験に関する理論、振り返りの支援に関する理論や具体的な方法の教授に力を入れており、助産師基礎教育における出産体験の振り返り支援に関する学習内容が同じ群馬大学医学部保健学科看護学専攻助産師コースの卒業生を対象とすることとした。現在、これらの調査についての実施手続き中である。
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Research Products
(1 results)