2021 Fiscal Year Research-status Report
チームリーダーのためのペリネイタル・ロス看護者研修プログラムの開発
Project/Area Number |
17K12306
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Research Institution | University of Shizuoka |
Principal Investigator |
太田 尚子 静岡県立大学, 看護学部, 教授 (50285053)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 周産期喪失 / 教育ニーズ / 研修プログラム / プログラム開発 / 看護者 / チームリーダー |
Outline of Annual Research Achievements |
チームリーダー向けの教育プログラムの開発を行ったが、COVID-19のため、対面でのプログラム実施は、しばらく難しいと推測された。そこで、プログラムの時間短縮とオンライン開催に適した方法に変更して、プログラム内容を最初から再検討した。 研究課題名:チームリーダーのためのペリネイタル・ロス看護者研修プログラムの開発 目的:チームリーダー向けのペリネイタル・ロス看護者研修プログラムを開発した。 方法:教育効果の高いプログラムを開発するため、アンドラゴジー論をベースに、Dick&Careyのインストラクショナル・デザインの手順に沿って、システマティックにプログラムを開発した。手順は、1.教育分析、2.学習者分析とコンテキスト分析、3.パーフォーマンス目標の作成、4.評価基準の開発、5.教授方法の開発、6.教材の開発と選択、7.形成的評価、8.インストラクションの改訂である。 昨年度立てた、教育ゴールに沿ってプログラム内容を、オンライン用に検討し直した。講義形式のところは、時間の短縮を行った。また、チームディスカッションの部分は回数を減らした。最も難しいかったところは、ファシリテーションのところで、オンラインで行うことの限界を感じた。今後、ペリネイタル・ロスの専門家の意見をうかがうことで洗練させていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19のため、対面で教育プログラムを行うことは難しく、オンライン用に変更しなければならなかった。参加者同士のディスカッションや参加者とファシリテーターとの双方向での対話を重要視したプログラムであるため、変更することは大変難しかった。
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Strategy for Future Research Activity |
開発中のプログラムを完成させる。また、ペリネイタル・ロスの専門家に意見をうかがい、修正して洗練させる。さらに完成したプログラムを実施して評価する。
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Causes of Carryover |
COVID-19のため開発したプログラムの実施はできず、オンライン実施用に変更したため、特に費用はかからなかった。
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