2022 Fiscal Year Research-status Report
ベビーマッサージが産後うつ傾向に与える影響―予防と直接的支援の検討―
Project/Area Number |
17K12308
|
Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
伊藤 良子 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 講師 (70594430)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笠置 恵子 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 名誉教授 (30101471) [Withdrawn]
日高 陵好 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 教授 (90348095)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | ベビーマッサージ / 産後うつ / ボンディング障害 / ネガティブライフイベント / 夫婦関係 / DV |
Outline of Annual Research Achievements |
周産期のうつ傾向とボンディング障害のある母親への育児支援の方法を考察することを目的とした。<調査1>として,周産期のうつ傾向とボンディング(愛着)障害とそれぞれの要因(妊娠の受容・愛着・夫婦関係・ネガティブライフイベント)との関連を明らかにするために妊娠期から産後6か月までの継続調査を行い,妊娠期には373名,産後1か月では294名,産後3か月では279名,産後6か月では253名の回答が得られた。今後,これらのデータを分析していく予定である。<調査2>産褥期のベビーマッサージ前後にインタビューを実施し、周産期のうつ傾向とボンディング障害に与える影響を明らかにするため褥婦13名からの協力を得て調査を実施した。今後,データを分析する予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナの収束の確証が得られず,ベビーマッサージ教室の実施希望の声も聴かれたが,動画による個人宅での実施としたため,実施群の数が充分に得られなかった。 また,実施後の分析の進行も遅くなった。
|
Strategy for Future Research Activity |
データの分析に取り掛かり,学会や投稿で研究結果を公開していく予定である。
|
Causes of Carryover |
研究結果をまとめ,学会発表のための学会参加費・旅費が必要なため
|