2019 Fiscal Year Research-status Report
父親への育児支援情報を多角的に発信するサービスシステムの普及に関する研究
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17K12328
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Research Institution | Takarazuka University |
Principal Investigator |
上山 直美 宝塚大学, 看護学部, 准教授 (00449886)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 祐子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (10535800)
子安 恵子 関西国際大学, 保健医療学部, 准教授 (80405365)
中馬 成子 奈良学園大学, 保健医療学部, 教授 (80253920)
堀 陽子 宝塚大学, 看護学部, 助教 (40751459)
丸上 輝剛 和洋女子大学, 看護学部, 講師 (40760012)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 未就学児 / 父親 / 育児 / 教育プログラム / ウェブサイト / 育児情報 |
Outline of Annual Research Achievements |
父親への育児情報を多角的に発信するという研究目的のもと達成のために2項目を実践した。 ひとつめに未就学児の父親に対する教育プログラム”お父さんに役立つ育児セミナー”の企画と実践について、大阪市北区の子ども子育てプラザとクレオ大阪子ども子育て館との共催で2019年8月に2018年度クール開催分のフォローアップセミナーを開催した。内容は”防災について話しましょう”であった。参加者は父母と子どもを合わせて計5人であった。 また、2019年度クール開催分の未就学児の父親に対する教育プログラム”お父さんに役立つ育児セミナー”を北区子ども子育てプラザ(大阪市)とクレオ大阪子ども子育て館との共催で2019年9月、10月、11月、12月、2020年1月、2月の月1回で計6回開催した。参加は延べ人数153人(父、母、子ども)であった。内容は①オリエンテーション(父親の育児参加の影響)、②お父さんクッキング(調理演習)、③子どもとのコミュニケーション(ベビーマッサージ)、④生活習慣にそったお世話と抱っこの仕方、父母の身体のリフレッシュ、⑤お父さんクッキング(調理演習)、⑥病気の時の世話であった。これらの参加者の父母に対して質問紙調査を行った。 ふたつめに構築したwebサイト”お父さんの育児応援”において、育児情報を60記事(セミナー活動報告、育児知識、ブログ・コラム)をアップした。このことによってwebサイトの運営を継続した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
父親向け教育プログラムの実践から得られた質問紙データの分析が遅れている。またwebサイト”お父さんの育児応援”普及に関する分析も遅れている。昨年からの研究責任者が疾病により研究活動がペースダウンしたときに、研究分担者へ調整と役割遂行が行き届かなかったことにある。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度の研究実施計画を月単位で調整してミーティングを行う。そのなかでは研究分担者と共通認識を持ち、目的達成に向けて実行する。
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Causes of Carryover |
2019年度は、研究責任者の疾病とそれに対する治療と休養のために、研究計画が予定より遅れた。2020年度に遅れているデータ分析を実施すること、分析結果を研究論文にまとめて発表をおこなうことで使用させていただきたいと考える。
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