2020 Fiscal Year Research-status Report
父親への育児支援情報を多角的に発信するサービスシステムの普及に関する研究
Project/Area Number |
17K12328
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Research Institution | Takarazuka University |
Principal Investigator |
上山 直美 宝塚大学, 看護学部, 教授 (00449886)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 祐子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (10535800)
子安 恵子 神戸大学, 保健学研究科, 研究員 (80405365)
中馬 成子 大阪青山大学, 健康科学部, 教授(移行) (80253920)
堀 陽子 宝塚大学, 看護学部, 助教 (40751459) [Withdrawn]
丸上 輝剛 和洋女子大学, 看護学部, 講師 (40760012)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 未就学児の父親 / 教育プログラム / 父親向け育児セミナー / 育児情報 / 情報配信システム |
Outline of Annual Research Achievements |
研究題目「父親への育児支援情報を多角的に発信するサービスシステムの普及に関する研究」において、2019年9月から2020年2月にかけて、未就学児の父親への教育プログラムとして、”お父さんに役立つ育児セミナー”を毎月1回、計6回実施した。この教育プログラムは参加者の父親と対面形式でセミナーを行い、育児情報や育児知識を発信する方式である。2020年度は、COVID-19の感染拡大のために、2020年9月からの新たなクール6回の開催を、COVID-19の感染拡大状況、緊急事態宣言下で開催の見通しが立てにくかったことから、開催を見送ることとした。そして、2019年度のフォローアップセミナーのみの開催を行うこととした。フォローアップセミナーは、二本立てとして、一つはオンデマンドの動画の形式で2020年8月8日から「withコロナの夏、育児を楽しみましょう」の配信を行った。内容は未就学児の父親と家族向けの育児情報として①子どもと話そう、コロナのこと、②子どもの熱中症対策、③夏の水遊び、④外遊びの外虫対策とした。さらに、集団形式ではなく三密をさけた家族単位の育児相談会をフォローアップセミナーの二本立ての二つ目つとして実施した。参加者には予め通知を行った上で、大阪市北区子ども子育てプラザにおいて2020年8月23(日),8月30(日)に実施した。2019年度のお父さんに役立つ育児セミナー6回に参加し終了から半年後のフォローアップセミナーになるので、本来なら参加者同士の交流が出来るところであったが、コロナ禍の状況下でこの形式をとらざるを得なかった。 父親への育児支援情報を多角的に発信するサービスシステムの一環として、育児情報を配信するサービスの”お父さんの育児応援”のHPの運営を2020年度も継続した。2020年度は育児情報としてブログを15編、育児知識コンテンツを17編挙げて配信を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍の自粛、異動の制限等で、フォローアップセミナー参加率が芳しくなくにおける質問紙回収が進まなかったこと、2020年度の新クールのセミナーが実施できなかったためである。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度もCOVID-19は収束していないが、オンラインセミナーなど方法を採用して”お父さんに役立つ育児セミナー”を地域の関連団体と連携して実施していく。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で、予定していた未就学児の父親向けの教育プログラムの実践ができなかったために次年度使用額が生じた。2021年は、コロナ禍であっても方法を工夫して教育プログラム6回を実施して、使用させていただく予定である。
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Research Products
(3 results)