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2018 Fiscal Year Research-status Report

学校教諭のための病気や障害をもつ子供の復学支援プログラムの開発と検証

Research Project

Project/Area Number 17K12339
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

井上 由紀子  東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (20596100)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 相墨 生恵  東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (00305260)
塩飽 仁  東北大学, 医学系研究科, 教授 (50250808)
入江 亘  東北大学, 医学系研究科, 助手 (60757649)
Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywords子供 / 復学支援 / 学校教諭
Outline of Annual Research Achievements

前年度に行った文献検討をもとに教育プログラムやコンピテンシーについて文献上のエビデンスを集約とまとめを行った。
これをもとに基本的なプログラムの(案)を検討しているが,文献でのエビデンスの集約では実際の状況を反映しておらず不十分な部分もあり,教育関係者の意見をさらに反映させたものとなることが重要であることが分かった。
院内学級に通学している子供とその保護者を対象にした調査では,患児はQOLの向上,治療意欲の向上,勉強に対する不安の軽減を強く実感しており,また,保護者は気分転換,生活リズムの安定,充実感の高まり,治療意欲の向上,学習の遅れの補完を実感していた。
これらの結果も復学支援に反映させていく必要があることが分かった。
復学支援は病気の子供や家族,医療関係者,教育関係者双方からのニーズは高いものの,実際に支援に携わった学校教諭や管理者は少ないため,プログラム(案)にどれだけ現場の声を反映させることができるのかが大きな課題となっている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

学校教諭に対する質問紙調査項目,インタビュー項目について吟味し,現在当事者の意見を参考に実施可能かどうかを検討中であるため。

Strategy for Future Research Activity

教育関係者の声を多く取り入れられるような調査が実施できるように,対象者や方法を検討し,プログラム(案)を完成,モデル校で実施できるようにする必要がある。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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