2018 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
17K12346
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
白坂 真紀 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (40378443)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桑田 弘美 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (70324316)
底田 辰之 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (10464182)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 在宅医療 / 成人期 / 社会生活 / 自立 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は子どもの頃から在宅医療を受けている成人と保護者および関係者を対象とし、在宅医療を続けながら社会生活を営む生活の様子やこれまでの経緯などをインタビュー調査し、在宅医療を受ける子どもの自立について考察することである。 具体的な計画では、在宅医療を受けながら社会生活を営む成人、在宅医療を受けている子どもを育てる保護者、当事者を支援する医療福祉等関係者にインタビュー調査を行い、その内容をデータとして質的に分析する。 現在は調査協力に同意が得られた数名の対象者のインタビュー調査を終えており、今後も引き続きデータ収集を継続する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究が予定より遅延している理由は、在宅医療を行いながら就労している成人(目標としている対象者数)のリクルートが困難なためである。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでは、研究協力者は医師より紹介を受けて病院を受診する方を対象としていた。今後は調査対象者を地域で生活する方全般に拡大し、地域の訪問看護ステーション所長に対象者のリクルートを依頼しているところである。
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Causes of Carryover |
研究の進捗状況が遅れているため、当初計画していた予算を使用しなかったことがその理由である。次年度使用額が生じた項目は、データ収集のための調査費用や謝金、成果発表のための参加費や旅費などである。今後の計画としては特にデータ収集のための調査費用、データをまとめるための物品購入等に使用する予定である。成果がまとまり次第、学会発表に参加する費用とする。
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