2018 Fiscal Year Research-status Report
重症心身障害児者と援助者間に相互作用をもたらす食事援助プログラムの開発
Project/Area Number |
17K12368
|
Research Institution | Health Sciences University of Hokkaido |
Principal Investigator |
木浪 智佳子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 准教授 (40347183)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三國 久美 北海道医療大学, 看護福祉学部, 教授 (50265097)
近藤 尚也 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (80733576)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
Keywords | 重症心身障害児者 / 食事援助 / 相互作用 / 教育プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
平成30年度は,前年度の研究結果および学位論文の成果発表を実施した.成果発表先は,乳幼児保健学会第12回学術集会における示説発表である.そのほかの成果発表としては,研究者所属機関おける学術リポジトリへの登録(現在,本文は学会誌への投稿予定のため要旨論文のみ登録)を行った.引き続き、本研究の介入プログラムの実施を検討中である.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成30年度4~6月までは、研究実績に述べた学術リポジトリへ登録する現行の見直しおよび作成、登録に時間を要した.さらに教育プログラムの介入依頼をする候補施設が,2年後の新築移転に向けた新体制の準備途中のため研究協力の承諾が得にくい状況となっている.そのため、新規の調査依頼先の開拓が必要となったがその打診も遅れることとなった また,研究者は身内の主介護者であり,平成30年度の中盤以降は被介護者の状態変化が著しく介護と研究の遂行に十分な時間を費やすことができなかった.
|
Strategy for Future Research Activity |
・成果発表の残りの作業として,重症心身障害領域の学会誌への投稿. ・調査依頼先の開拓の準備として,近隣の重症心身障害児者施設の情報収集と調査協力の打診. ・介入内容(食事援助の教育プログラム)およびデータ収集項目の再検討を共同研究者と行う.
|
Causes of Carryover |
研究実績が成果発表のみであったため,そのための経費分の支出のみとなった.翌年度は,調査の実施、データ収集の分析を実施するための経費が必要となる.また,学位論文の学会誌への投稿に際しての必要経費,学会発表および学会参加の必要経費の支出を予定している.
|