2021 Fiscal Year Research-status Report
侵襲的処置体験をした子どもへのアフターケアモデルの開発
Project/Area Number |
17K12379
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Research Institution | Kyoto University of Advanced Science |
Principal Investigator |
今西 誠子 京都先端科学大学, 健康医療学部, 教授 (50321055)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 侵襲的処置 / 子ども / 心理的回復 / 看護援助 |
Outline of Annual Research Achievements |
子どもが侵襲的処置体験により受けた心理的影響を克服し、子ども自らが次の侵襲的処置体験に主体的に協力・参加することができるようになるためのアフターケアが求められている。本研究は、子どもの侵襲的処置体験からの心理的回復促進のためのアフターケアモデルの作成が目的である。 2021年度は、「侵襲的処置体験をした子どものアフターケアモデル」の研究成果の発表と報告書の作成の予定で研究チームと検討会をWEB会議で開催予定であった。小児病棟に勤務する臨床看護師らと、作成した「侵襲的処置体験をした子どものアフターケアモデル」の実践結果について検討会をWEB会議で開催し、ICNでの学会発表を行うことができた。しかし、COVID‐19感染症拡大の影響を受け、研究チームの病棟勤務の臨床看護師の勤務調整が難しく、報告書の作成にあたり、研究チームの臨床看護師らの意見聴取のための検討会議がWeb会議の設定でも難しい状況が生じた。結果、報告書の作成にあたり研究チームの意見調整が進んでいない状況である。そのため、検討会の参加者を分割し(小検討会をWEB会議で設定・開催し、報告書の作成を進めている過程にある。 また、「侵襲的処置体験をした子どものアフターケアモデル」の作成過程とその成果について、2022年度に学会発表予定で準備中である。 さらに、ケアモデルの作成過程において、「侵襲的処置を受ける子どもの家族へのかかわり」が課題であることがクローズアップされたため、今後の研究課題として「侵襲的処置体験をした子どもに関わる家族への援助モデルの開発(仮)」について研究チームの持続と研究計画について臨床看護師らと検討している段階である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19感染拡大の影響を受け、研究チームでの検討会の開催において、WEB会議の設定を行ったが、研究チームの臨床看護師との日程調整が難しい状況が続き、報告書の作成に向けての意見調整と確認に時間を要している。意見調整と確認に時短を要しているのは、研究チームの臨床看護師の全員参加による会議は難しいため、参加可能な研究チーム員による小検討会をWEB会議で開催し、その後の議事録の交換により意見長を進めているためである。
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Strategy for Future Research Activity |
「侵襲的処置体験をした子どものアフターケアモデル」作成過程と成果の報告書の作成と学会発表を実施する。そのために、研究チームの看護師らと作成したケアモデルについての最終まとめを行う。まとめのための会議開催については、新型コロナ感染症の感染拡大防止対策を考慮し、研究チームの参加者を分割した形で小検討会をWeb会議で調整・設置し、研究代表者が意見調整できるように会議録の相互交換と会議開催の設定を行う。
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Causes of Carryover |
研究成果の学会報告、研究成果の報告書作成を行い、研究協力していただいた病院施設へ送付する予定である。学会参加費用および旅費、報告書の作成・送付のための事務的作業の補佐を依頼する人件費、印刷費用および送付費用に充当する予定である。
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