2017 Fiscal Year Research-status Report
食行動関連障害のあるレビー小体型認知症高齢者の在宅ケアモデルの検討
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17K12426
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
草地 潤子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (40269460)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横山 悦子 順天堂大学, 保健看護学部, 先任准教授 (40329181)
品川 俊一郎 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (90459628)
永澤 成人 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (30759048) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 在宅認知症高齢者 / レビー小体型認知症 / 食行動関連障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
在宅で生活するレビー小体型認知症高齢者の食行動関連問題への効果的なケアモデルを検討することを目的に、平成29年度は在宅で生活するレビー小体型認知症高齢者の栄養状態と関連する要因および介護保険サービスおよび公的社会福祉サービスの活用状況の縦断調査を行う予定であった。研究法の具体的検討や対象患者にアプローチするための医療機関の開拓に時間を費やしたため、調査には至っていないないが、研究計画を練り直すことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究協力者が当該疾病の患者の診療症例が少ないこと、研究対象施設の選定および調整に時間を要しており研究実施が遅れている。研究方法として、前向き研究としてして実施する予定であり、そのための倫理審査申請の準備を行ったが、関連研究の実績を調査する必要性が指摘された。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度は文献検討・具体的な研究方法を検討することはできたが、実際の調査に進めることができなかった。30年度は開拓した医療施設での在宅で生活するレビー小体型認知症高齢者の栄養状態と関連する要因および介護保険サービスおよび公的社会福祉サービスの活用状況の縦断調査を後ろ向き研究法で実施する。同時に、地域保健医療福祉職者の在宅療養中のレビー小体型認知症高齢者の食事支援に関する質的研究を、看護師・介護士・ケアマネジャーの訪問に同行し参加観察を行い食支援場面を質的に研究するために、研究倫理審査を受ける準備を行っている。
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Causes of Carryover |
初年度のため、研究会議等計画に開催できずに経過し、実際に研究調査の実行するまでに至らなかった。30年度は29年度の実施予定であった縦断調査と、当初計画で30年度に実施予定である地域保健医療福祉職者の在宅療養中のレビー小体型認知症高齢者の食事支援に関する質的研究を分析するため、研究費が必要である。
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