2020 Fiscal Year Research-status Report
介護予防訪問看護利用者像と要支援者への予防的アプローチの評価に関する実証研究
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17K12519
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Research Institution | The Dia Foundation for Research on Ageing Societies |
Principal Investigator |
早尾 弘子 公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団, ダイヤ高齢社会研究財団(研究部), 客員研究員 (30739595)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 介護予防訪問看護 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は大きく分けて次の2点を明らかにすることを目的としている。2点とは (a)介護予防訪問看護の利用者像と利用による効果の検証、(b)介護予防訪問看護における訪問看護師の役割の明確化である。 2020年度は(b)について介護予防訪問看護を実施している訪問看護事業所への質問紙調査およびインタビューの実施、結果の分析を予定していた。しかしながら2020年1月以降、新型コロナウイルスの感染拡大が蔓延化し、医療機関や訪問看護の現場は非常時の対応に追われている状況となった。したがって全国的な調査の今年度の実施は控えることとし研究期間再延長の申請を行った。また質問紙の作成にあたっては、研究協力者の助言も踏まえ、コロナ禍における質問項目を加えるなど、変化する現場の課題の把握に努めた。質問紙2種類(指定訪問看護事業所の管理者向け・介護予防訪問看護利用者またはその家族向け)およびインタビューガイドについては、所属機関の倫理審査を受け、承認を得た。介護サービス情報公表システムにおいて抽出した介護予防訪問看護を実施している事業所に対し、調査協力の可否を問う予備調査の準備まで完了した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
初年度より研究以外の業務が多忙であったため、客員研究員として研究に従事する環境および時間の確保が困難であり、各年度の遅れが蓄積している。
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Strategy for Future Research Activity |
倫理審査が終了したことから、調査と分析の円滑な遂行に努める。 上半期で質問紙調査とインタビュー調査を実施し、下半期は得られたデータの分析をおこなう。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、訪問看護の現場の負担を考慮し調査を先送りすることとなった。今年度は、調査協力の可否を確認する予備調査の準備に関する支出に留まった。次年度は、予備調査および本調査の実施に係る費用、データ処理や分析に係る費用等を中心に使用を計画している。
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