2021 Fiscal Year Research-status Report
ラオスにおけるストーマケアシステムの構築とその評価に関する研究
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17K12602
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Research Institution | Himeji University |
Principal Investigator |
古川 智恵 姫路大学, 看護学部, 准教授 (20742513)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 京子 名古屋学芸大学, 看護学部, 講師 (90453084)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ストーマ / 教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
現在、新型コロナウイルスのため、渡航できない状況にあり、オンラインによる会議を重ねている。 しかしながら、患者への調査については、先進国の医師が手術の応援に行けないため、ストーマ造設の手術をすることができない状況である。そのため、現在、看護師はストーマケアに関心をもつことができず、教育を進めることができていないない。また、ワクチン接種のため、巡回接種に農村部などに出向しており、病院で勤務する看護師も新型コロナ対策に追われている状況である。 看護師に対する調査については、調査中であるが、相手国の担当者がワクチン接種の巡回に出ているため、連絡が取りにくく、調査を進めることが困難な状況である。 そのため、現在は、ラオスで活用可能なストーマケアのリーフレットの作成や基本的なストーマケアのビデオの作成に取り組んでいる。 リーフレットの作成では、担当者で内容を検討した。現在は、章立てを決め、日本語で文章や写真の挿入など検討しているところである。また、内容については、なるべく簡潔な内容になるように検討しているところである。 ビデオの作成についても、プロットを作成し、内容を検討しているところである。また、相手国との密な連絡が困難なため、日本で、ラオス語ができる協力者を探しているところである。協力者が見つからなければ、ラオス語での文章を付けるだけで、活用できるかどうか検討しているところである。さらに、リーフレットやビデオ作成した後の評価方法について検討しているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
相手国の担当者がワクチン接種の巡回の出ており、連絡が取りにくい状況である。 また、先進国の医師が手術の応援に行けない状況であるため、ストーマ造設手術が行えていない現状がある。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、看護師向けのストーマケア方法や患者用の日常生活に関する手引書をラオス語で作成する予定である。また、基本的なストーマケア装具交換方法についてビデオを作成する予定である。
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Causes of Carryover |
ストーマケア指導を行うために、ストーマモデルを購入した
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