2019 Fiscal Year Annual Research Report
Stress conditions among female employees based on the effort-reward imbalance model: A cross-sectional study
Project/Area Number |
17K12873
|
Research Institution | Shokei Gakuin College |
Principal Investigator |
柳沼 梢 尚絅学院大学, 総合人間科学系, 講師 (70635440)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
Keywords | 栄養士 / 管理栄養士 / 保育士 / 幼稚園教諭 / 努力-報酬不均衡モデル / 心理的ストレス反応 / バーンアウト / 離職意思 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、女性の活躍が期待される職域として、管理栄養士・栄養士(以後、栄養士)および保育士・幼稚園教諭(以後、保育者)に着目し、ストレスや困難、やりがいを多面的に把握し、働きやすい職場作りに貢献する上で基礎的な資料を得ることを目的としている。 保育者を対象とした調査は、前年度に終了している(回答数1370件、回答率51.9%)。今年度は、11の都道府県栄養士会の2019年度総会または研修会に参加した栄養士および東北エリアの2社の給食受託会社に所属する栄養士を対象として、アンケート調査を実施した。前年度も栄養士を対象とした調査は一部で郵送法により実施したが、回答率が低く、問題点としてあげられた。今年度は調査方法を改め、会場調査を中心として行ったところ、回答率が改善され、前年度分と合わせると合計1890件の栄養士の回答を得ることができた(回答率52.6%)。調査にご協力いただいた栄養士および保育者が所属する全団体に結果の総括レポートを提出し、本研究で計画していた調査を全て終了させることができた。 得られたデータからデータベースを作成し、統計解析を行った。その結果、栄養士と保育者のストレスに関連する様々な要因が明らかになってきた。その一部について、第66回日本栄養改善学会総会および第90回日本衛生学会総会において報告した。また、先に調査が終了した保育者のストレス状況に関しては、先行して論文を執筆し、学術雑誌に投稿したところである。同じく栄養士のストレス状況に関する論文の執筆も進めており、今後投稿を予定している。
|