2019 Fiscal Year Research-status Report
物的な都市密度に基づく客観的な既成市街地の画定方法の構築及び市街地縮退の評価
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17K12978
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
薄井 宏行 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70748219)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 既成市街地 / 密度 / 人口集中地区 / scaling / 居住誘導区域 / 都市のスポンジ化 / 平均費用最小化 / 市街地画定 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は,2018年度までの成果である,①建物の分布に基づいて既成市街地を画定する方法,②既成市街地内においてスポンジ化の進行を評価する方法を論文としてまとめ,国際誌に投稿した.①については国際誌Computers, Environment and Urban Systemsに掲載された.②については,国内学会で発表したとともに,国際誌にて審査中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究実績の概要に既述のとおり,市街地縮退の評価に向けた方法の構築を終え,論文として掲載されたため.
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Strategy for Future Research Activity |
研究実績の概要にて既述したように,②既成市街地内においてスポンジ化の進行を評価する方法について,審査付論文として掲載を目指す.
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Causes of Carryover |
国際誌への投稿論文の査読結果の通知が想定よりも大幅に遅れ(通常2か月~3か月間のところ,6か月間を要した),追加で約40本の文献レビューおよびそれに基づく論文の構成を大幅に修正する必要が生じ,修正原稿の執筆および修正原稿に係る英文校閲等を2019年度内に終えることは難しいため.
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Research Products
(22 results)