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2020 Fiscal Year Research-status Report

軽度認知機能障害を有する高齢運転者の心理的特性ならびに運転技能と交通事故の関連

Research Project

Project/Area Number 17K13111
Research InstitutionKindai University Kyushu Junior College

Principal Investigator

堀田 亮  近畿大学九州短期大学, 保育科, 准教授 (50648607)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2022-03-31
Keywords運転 / 高齢者 / 心理学
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、軽度認知機能障害(Mild Cognitive Impairment: MCI)を有する地域在住の安全運転を支援するデバイス開発に向けた基礎研究として、①運転に対する意識や態度などの心理的特性および運転技能について横断的に把握すること、②どのような特性あるいはどれくらいの運転技能を有するMCI高齢運転者が将来交通事故、違反あるいはヒヤリハット経験を発生しやすいのかを縦断的に明らかにすること、である。
上述の①を踏まえたうえで、本年度は、昨年度新型コロナウイルスの影響で実施できなかった、運転に対する心理的特性や運転技能が交通事故、違反、ヒヤリハット経験の発生と関わるか否かを縦断的に検討するためのアンケート調査を行う計画であった。郵送には住所など個人情報が必要だが、それらは愛知県にあり、以前勤務していた国立長寿医療研究センターにて厳重に保管されている。重大な情報のため直接出向き受け取る予定だったが、本年度も昨年度に続き緊急事態宣言が発出されるなど、新型コロナウイルスの影響により受け取りが困難となり、アンケート調査を行うことができなかった。また、関連学会のほとんども中止・延期となってしまい参加や発表ができなかった。
そのため、本年度も研究計画の見直し・変更をせざるを得ないことから再度研究期間を延長することとした。本年度行う予定であったアンケート調査については次年度改めて実施し、運転に対する心理的特性や運転技能が交通事故、違反、ヒヤリハット経験の発生と関わるか否かについて縦断的に検討する。また、研究成果の発表として国内学会ならびに海外学会での発表や海外雑誌への論文の投稿を行う。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

研究計画としては、一昨年度までに調査を終えた対象者に対し、現在の運転状況、事故・違反の発生、ヒヤリハット経験の発生を聴取するアンケート調査を実施する予定であったが、新型コロナウイルスの影響で調査が実施できなかった。
研究期間の延長を再度申請し、改めて次年度にアンケート調査を行う予定であるが、当初の研究計画からは遅れている状況である。

Strategy for Future Research Activity

研究期間を再度延長し、新型コロナウイルスの影響で本年度実施できなかった運転に対する心理的特性や運転技能が交通事故、違反、ヒヤリハット経験の発生と関わるか否かを縦断的に検討するためのアンケート調査を行う。
次年度が最終年度となるため、次年度実施予定の調査結果も含め研究成果をまとめ、関連学会での発表や論文投稿を行っていく。

Causes of Carryover

次年度使用が生じた理由として、新型コロナウイルスの影響で本年度行う予定であった調査ができず、また学会発表ならびに論文投稿が進められなかった点が挙げられる。そのため、次年度の使用計画として調査を進めていくとともに、これまでの研究成果について速やかにまとめ、学会発表ならびに論文投稿を進めていく。

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Published: 2021-12-27  

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