2018 Fiscal Year Research-status Report
占領期の日本本土における駐留米軍のスポーツ活動と日本のスポーツ活動への影響
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17K13162
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
熊澤 拓也 東洋大学, ライフデザイン学部, 講師 (70793818)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 占領期 / 駐留米軍 / 米軍基地 / 基地文化 / アメリカンフットボール |
Outline of Annual Research Achievements |
占領期の日本本土における駐留米軍のスポーツ活動の実態を明らかにすべく、2018年8月12日から9月2日まで、アメリカ国立公文書館新館(National Archives and Records Administration Ⅱ)で駐留米軍の各基地・各部隊の月例・年次報告書などを収集した。具体的にはアメリカ陸軍第8軍資料(Record Group 338)とアメリカ極東軍資料(同554)に収録されている、横浜司令部に駐留した各部隊や、第1軍団・第4軍団の月例・年次報告書などである。 これまで調査・収集したのは、各基地や各部隊単位で局所的に活動を展開した主体に関する史料が主だったが、今回は広く西日本全体の占領を統括した第1軍団史料と、東日本全体の占領を統括した第4軍団史料を調査・収集したことで、広域地図や豊富な写真など、これまでには無かった種類や内容の史料を入手することができた。 今後も引き続き、同館にて、両資料群を調査し、関連史料を収集する予定である。また、両資料群の調査を一通り終えた場合は、写真、映像、音声、図面史料の調査・収集にも着手する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初は2018年9月と2019年3月に約3週間ずつ史料調査を行う予定であったが、前任校から雪上実習の非常勤講師として招聘されたことと、現任校から海外研修を立ち上げる為の視察に派遣されたことで、2019年3月に予定していた史料調査を行うことができなかったことによる。
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Strategy for Future Research Activity |
毎年8-9月と2-3月に約3週間ずつアメリカ国立公文書館新館で史料調査を行うという基本方針は変わらない。但し、既に2度、史料調査に行けなかったことや、今後も同様のことが起こり得ることを踏まえ、1年間研究期間を延長する。また、それでも十分に史料調査を行う期間を確保できない可能性が出た場合、年末年始の約2週間を使って史料調査を行うことも検討する必要がある。この点については、2019年度末に最終的な判断をする予定である。
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Causes of Carryover |
当初は2018年9月と2019年3月に約3週間ずつ史料調査を行う予定であったが、前任校から雪上実習の非常勤講師として招聘されたことと、現任校から海外研修を立ち上げる為の視察に派遣されたことで、2019年3月に予定していた史料調査を行うことができなかったことによる。 翌年度分として請求した助成金と合わせ、当初より使途としていたアメリカ国立公文書館新館での史料調査に充てる。
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