2020 Fiscal Year Research-status Report
占領期の日本本土における駐留米軍のスポーツ活動と日本のスポーツ活動への影響
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17K13162
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
熊澤 拓也 東洋大学, ライフデザイン学部, 講師 (70793818)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 占領期 / 駐留米軍 / 米軍基地 / 基地文化 / アメリカンフットボール / Stars and Stripes |
Outline of Annual Research Achievements |
占領期の日本本土における駐留米軍のスポーツ活動の実態を明らかにすべく、2020年8月から9月にかけて3週間ほど、アメリカ国立公文書館新館(National Archives and Records Administration Ⅱ)にて、アメリカ陸軍第8軍資料群(Record Group 338)に所収されている日本占領軍各都道府県軍政部の年次・月例報告書を閲覧・収集する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行が原因で実現できなかった。 そこでアメリカでの史料調査の代わりに、アメリカ軍の機関紙『星条旗新聞』(Stars and Stripes)のArchive Serviceを利用し、戦後占領期(1945年8月15日~1952年4月28日)に日本本土(=東京)で発行された『太平洋星条旗新聞』(Pacific Stars and Stripes)の記事の中から、アメリカンフットボール、フラッグフットボール、タッチフットボールに関する記事を収集した。具体的に収集したのは「football」という語で検索して該当した3014記事と「gridiron」で検索して該当した445記事である。 また、2020年9月8日から22日にかけて開催されたThe 2020 Yokohama Sport Conferenceにて「The effects of US sports activities on Japanese sports: Insights into American football played by the U.S. forces during the allied occupation」と題し、これまでの研究成果を発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初2020年8月から9月にかけての3週間ほどアメリカ国立公文書館新館(National Archives and Records Administration Ⅱ)で史料調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行が原因で実現できなかったことによる。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年8月から9月にかけて行う予定であった、約3週間のアメリカ国立公文書館新館での史料調査を、2021年8月から9月にかけて行う。もしまた新型コロナウイルス感染症の世界的大流行などの理由で調査の実施が難しければ、時期を遅らせての実施も視野に入れて検討している。これまでは陸軍史料の資料調査を行なってきたが、次回の資料調査中に陸軍史料の資料調査が完了した場合には、海軍史料の資料調査に着手する予定であり、既に同館海軍史料担当のアーキビストとはやり取りを行なった。
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Causes of Carryover |
当初、2020年8月から9月にかけて3週間ほど、アメリカ国立公文書館新館にて史料調査を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行が原因で実現できなかったことによる。 代わりに、2021年8月から9月にかけて約3週間のアメリカ国立公文書館新館での史料調査を行う予定である。もしまた新型コロナウイルス感染症の世界的大流行などの理由で調査の実施が難しければ、時期を遅らせての実施も視野に入れて検討している。これまでは陸軍史料の資料調査を行なってきたが、次回の資料調査中に陸軍史料の資料調査が完了した場合には、海軍史料の資料調査に着手する予定であり、既に同館海軍史料担当のアーキビストとはやり取りを行なった。
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Research Products
(1 results)