2017 Fiscal Year Research-status Report
Ecucation Program of Health Literacy for Pregnant to Prevent Allergy of Children
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17K13214
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Research Institution | National Center for Child Health and Development |
Principal Investigator |
山本 貴和子 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 生体防御系内科部, 医師研究員 (40725115)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 妊婦 / アレルギー / 予防 / リテラシー / 教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでに明らかとなっていなかった母親のアレルギー疾患に対する知識や認識や行動の問題点について明らかにし、妊婦健診時に実施される出生前小児保健指導のプログラムの一部としてアレルギー疾患発症予防に関するヘルスリテラシー教育プログラムの有効性を検証する研究の予防調査としてアレルギーのお子さんを持つ保護者およびアレルギーのお子さんを持たない保護者に対してアレルギー疾患予防に関する意識調査を行った。意識調査に先立って、研究協力者とともにアンケートの作成を行った。アンケートの内容には、保護者の属性、アレルギー疾患の既往歴、子どもの属性、子どものアレルギー疾患の既往歴、保護者が妊娠中にアレルギー予防に関して実施した行動および認識について確認する質問項目を作成した。アンケートは用紙3枚とし回答者の負担が内容に工夫を行った。個人情報と紐づけないよう個人が特定されない形でデータの収集を行った。調査の実施場所としては、保護者がアレルギーのあるお子さんを持つ保護者は、成育医療研究センターアレルギー科を初診した保護者を対象とし、アレルギー疾患のないお子さんを持つ保護者は一般の方から募集を行った。アレルギー疾患のある保護者は、71名リクルートし、アレルギー疾患のないお子さんを持つ保護者は107名リクルートした。アレルギーなしのお子さんを持つ保護者のデータについては入力が完了した。妊娠中にお子さんのアレルギー発症予防のためにインターネットでの検索、本、家族からの情報を収集した保護者が存在していた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
保護者に対する意識を把握するための予備調査のリクルートが完了し、アンケートの回収が終了した。
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Strategy for Future Research Activity |
意識調査内容のデータ入力を行い、データ解析を行う。結果に基づいて、これまでに明らかとなっていなかった母親のアレルギー疾患に対する知識や認識や行動の問題点について明らかにし、妊婦健診時に実施される出生前小児保健指導のプログラムの一部としてアレルギー疾患発症予防に関するヘルスリテラシー教育プログラムの有効性を検証する研究の予防調査として実施する。
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Causes of Carryover |
次年度の研究実施のために使用する。
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