2020 Fiscal Year Research-status Report
科学の源流と形而上派詩人たち- 17世紀英文学と磁力
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17K13409
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
松本 舞 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 助教 (00754326)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 錬金術 / 磁力 / 終末思想 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は最終年度であり、初期近代英国における科学思想と英文学作品の関係をまとめる予定であった。しかしながら、COVID19の蔓延の影響により、渡航を中止せざるを得なくなり、現地での調査を行うことができなかった。また、イギリスおよびアメリカでで予定されていた国際学会(The Vaughan Association, Renaissance Studies など)が軒並みに中止となり、海外の研究者との研究会の実施も中止せざるを得ない状況となった。そのため、前年度に執筆をした英語論文のネイティブチェックの謝金以外はすべて来年度に繰り越すこととした。以前に投稿を行った、錬金術とヘンリー・ヴォーン、アンドリュー・マーヴェルの論考をThe Seventeenth Centuryに掲載した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年4月に英国ウェールズ開催予定であった、The Vaughan Association の国際学会、および7月に英国ケンブリッジで開催予定であった、Renissance Studies の国際学会が中止になり、海外の研究者との共同研究の検討、意見交換等が不可能であったため。本年度の研究費は一部(ネイティブチェックの謝金)を除き、来年度に繰り越す予定である。本年度は、最終年度にまとめる予定であった、科学思想と初期近代英文学との関係の考察を国際誌に投稿する。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年5月に開催予定である、The Vaughan Association の国際学会、および2022年3月に開催予定である、Renaissance Studies Americaの国際学会に参加し、海外の研究者との共同研究の検討、意見交換等を行う。
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Causes of Carryover |
コロナウィルスの影響により、国際学会が中止となり、現地調査も行うことができなかったため。
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Research Products
(3 results)