2019 Fiscal Year Research-status Report
英文自動評価システムを用いたフィードバックの明示性に関する研究
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17K13511
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
小林 雄一郎 日本大学, 生産工学部, 助教 (00725666)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 自動採点 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度も、昨年度に引き続き、英文ライティングの自動採点および自動フィードバックの研究を行った。その成果の一部は、下記の論文にまとめて発表した。 ・小林雄一郎・石井雄隆 (2019). 「英語ライティング指導のための自動フィードバックシステムの開発に向けて」 『日本大学生産工学部研究報告B』52, 7-15. また、自動採点システムおよび自動フィードバックシステムにおいて有効となる複数の言語項目について、下記の文献を書き上げた。こちらの文献に関しては、共著書の一部として、2020年度中に出版予定である(詳しい書誌情報については、来年度の実施状況報告書に記載予定)。 ・小林雄一郎 (forthcoming). 「学習者コーパス研究と自動採点」 そして、研究課題と関連する内容として、言語データの計量分析方法、学習者コーパス研究、英語教育などに関して、複数の研究発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
英文ライティングの自動採点および自動フィードバックの研究に関する文献(下記)が発表済み・発表見込みであること。 ・小林雄一郎・石井雄隆 (2019). 「英語ライティング指導のための自動フィードバックシステムの開発に向けて」 『日本大学生産工学部研究報告B』52, 7-15. ・小林雄一郎 (forthcoming). 「学習者コーパス研究と自動採点」
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Strategy for Future Research Activity |
可能な限り、当初の研究計画にそって進める。ただし、現在世界的に流行している新型コロナの関係で、成果発表に関わる出張、被験者をともなう実験、研究打ち合わせの内容や方法に関して大きな変更が生じる可能性もある。それについては、臨機応変に柔軟な対応を心がける。
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Causes of Carryover |
校務による出張取りやめが生じたため、一部の予算を繰り越した。これについては、次年度に別の学会発表を予定している。新型コロナウイルスなどの状況により、出張や学会参加が難しい場合は、ウェブ公開など、その他の成果発表形式を検討する。
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Research Products
(9 results)